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アップルは2012年11月7日未明、ソニー系 邦楽の楽曲をiTunes Music Storeで配信開始した。登録アーティストのうち、すでにJUJUや西野カナ、いきものがかり等のタイトルが掲示されており、順次ダウンロード可能になっている。
この件について、小室哲哉氏がTwitterで「今週の真ん中ぐらいにi TUNES STOREに行ってみて」と予告しており、その通りの配信開始となった。
実は小室氏は2012年5月1日に、Twitterである呼び掛けを行なっていたのだ。
「音楽を少しでも簡単に触れられるように」
ツィートは既に削除されてしまっているが、多くの人がリツィート等をしており、ニュースの記事にもなったほど。内容は以下の通り。
「Twitterのパワーがどれほど強いものか問いかけを!過去最大のRTを切望します。3月の米米、プリプリ、TM,そして、先週の武道館2日間,正直、日本だけSONYブランドの曲がiTMSに置いてないのは変じゃないですか?2012年、もう売ってくれても良いじゃないかなあ」
配信日となった本日11月7日には「5万曲じゃきかないでしょ」と今後、さらに多くの楽曲が配信されることを示唆するツィートも。
真実がソニー側から公表されるかどうかは不明だが、小室氏は以下のようなツィートを度々投稿しており、何らかの影響が及ぼされたと考えてよさそうだ。
音楽業界の方たちも日夜変わるシステムに対し、努力をしてユーザーが音楽を少しでも簡単に触れられるようにときっと考えてくれています。楽しみにしてましょ。
— Tetsuya Komuroさん (@Tetsuya_Komuro) 5月 9, 2012
【関連URL】
・小室哲哉氏のTwitterアカウント
https://twitter.com/tetsuya_komuro
・Sony Music | ソニーミュージック オフィシャルサイト
http://www.sonymusic.co.jp/
KCOさんとの奮闘といい、今回の呼び掛けといい、ちょっと泣けてしまった。自分の子どもとかに「なんで、この曲は、ここで買えて、ここでは買えないの? なんで家では聴けないの?」と聞かれ、「ここからここまでぜーんぶ僕の!」という我ままな子の例えを出さざるを得ない時 、本当にせつなくなる。「音楽を手軽に」という考え方の意義は想像以上に大きいんだと思う。(ちなみに、楽曲は普通にダウンロードできて、特別な手続なしに聴けます)
夢を叶える技術者。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップ・マーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」執筆中)。書籍情報・ 詳しいプロフィールはこちら