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PitaPatは2013年1月17日、新サービス「キクシル」を発表した。
PitaPatは、2011年夏に開催された学生開発コンテスト「ブレークスルーキャンプ」で チーム“Facematch” として優勝。その後も多数のコンテストで優勝するなど多くの注目を集め2012年初頭にサイバーエージェントの子会社となっている。
社名ともなり注目された「PitaPat」は2012年9月28日でサービスを終了しており、その後の動向が注目されていた。
現在は2つのサービス開発、学びつつ挑戦中
「キクシル」は、直接人を指定して質問できるQ&Aサービス。不特定多数のユーザーに質問を投げかけるタイプと異なり、より信頼できる回答が集められる点を特徴とする。
Pitapat 取締役 伊香賀淳 氏は、サービスをこのように説明する。
「北米の実名Q&Aサービスである「Quora」と似ているのですが、Tech系に限定することなく、一般的な質問に向けて展開していきたいと考えています。
キクシルだけの特徴としては、ユーザ毎に特定カテゴリにおける信頼性・専門性を計り、それをQ&Aの質向上に寄与させる仕組みがあることです。少しゲーム的な雰囲気も入れています」。
サービスは、2013年3月にはリリースできる見込み。
「PitaPat」は企画やアプリ品質に注目が集まったが、事業を継続して成長させるための技術力やマーケティング&営業力の不足から涙を飲んで閉鎖に追い込まれた。キクシルについては、「当分コアの価値を高めていく事に集中する」(伊香賀氏)考えとのこと。
PitaPat社としては、もう一本は、イラストを軸にしたコミュニティアプリを現在鋭意制作中。これについては、インターン生と私たち共同で、キクシルの1~2ヶ月後のリリースを目さしている。
【関連URL】
・実名Q&Aのキクシル、事前登録開始!
http://teaser.qixil.jp/
・株式会社Pitapat
http://pitapat.co.jp/
・ Pitapat (旧Facematch) がサービス終了【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51760656.html
・Facematchが「Pitapat」として国内で正式ローンチ、チーム結成から1年 タコ部屋からCA子会社へ【増田(@maskin)】
http://techwave.jp/archives/51742877.html
・第3回 SF NewTech JapanNight 最多得点は「Facematch」 【増田(@maskin)真樹】
http://techwave.jp/archives/51710762.html
・審査員も思わず総立ちした注目のアプリ「Facematch」がスゴイ 【増田(@maskin)真樹】
http://techwave.jp/archives/51708439.html
サイバーエージェントの子会社という形で新卒企業した彼ら。いきなりのサービス閉鎖で、どうなるのかと正直心配していた。企業という形と取り、親会社もいる、新卒としてまあ稀有な経験だと思うのだが、やはり肝心なのは「1円でも稼ぐ力」。モテるのは比較的簡単だけど、最終的な馬力となるのは底力の部分になると思う。その源泉になるのは、高度な技術力、企画力、そして今後日本ITで最重要事項となるマーケティング感覚になる。彼らはどっちにコマを進めることができるか? 応援しつつ、今後に注目したい。
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。変化し続ける高エネルギー生命体。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップ・マーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。