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LINEでの採用がきっかけで日本でもブレーク中の「スタンプ」。
非言語のコミュニケーションツールとして、その価値が高まる今日だが、「メールやFacebook、Twitterで使えなないの?」という声も少なくない。
そんな中、NTTタウンページは2013年2月28日、「ゆるキャラグランプリ2011」でトップ3に輝いた「くまモン」「バリィさん」「にしこくん」をスタンプとして使えるアプリ「ゆるキャラPOST」をリリースした。
最大の特徴は、このアプリを通じて、メールやSNSといった複数のコミュニーションメディアを使いわけながらスタンプを投稿できる点。
簡単な加工ではあるが装飾も可能。文字もフォントを使用した画像として投稿される。
ゆるキャラ大集合、SNSだけでなくメール等で使用可能
使用できるのは、ゆるキャラグランプリトップ3と「タウンページ君」。さらに、iタウンページ会員になると、「ゆるキャラグランプリ2012」で各都道府県のキャラクターとして人気だった21種類が順次使用できるようになる。
各キャラクタはその時の感情等で使い分けられる12パターンから選択可能。作成したスタンプ画像 (カード形式)は、Facebook・Twitter・mixi・Photomemoおよびメール、SMSに送付できるほか、画像としてスマホ本体に保存することもできる。
投稿したカードはPhotomemoのPOST広場にも配信される。
シンプルなアプリだが、開発したエルイズビーは、感情分析によるスタンプ自動選択エンジンを独自開発しており、今後の発展が期待される。
【関連URL】
・ゆるキャラPOST – 全国のゆるキャラで作るメッセージカード | App Store
https://itunes.apple.com/ph/app/yurukyarapost-quan-guonoyurukyarade/id602552306?mt=8&ign-mpt=uo%3D2
・L is B Corporation
http://www.l-is-b.com/
・スタンプを自動で選択してチャットを盛り上げる天才エンジン、「BANCHA(ばんちゃ)」としてOEM提供へ 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51777432.html
開発したエルイズビーは、スタンプを軸とした各種サービスやエンジンを強みに、企業とのコラボ作品の創出に尽力しているスタートアップ。TechWaveが提唱する「大企業 x スタートアップ」の典型例。こうした受託ならぬコラボ事例は今後も重要になってくるし、NTTタウンページのような依頼側を含め引き続き応援してきたい。
ちなみに「ゆるキャラ(R)という文字は、みうらじゅん氏の著作物であるとともに扶桑社、及びみうらじゅん氏の所有する商標です」とのことだ。
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップ・マーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。