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「ad:tech kansai」本日開催、大阪・京都・神戸を周遊

国際カンファレンス企画運営のコムエクスポジアム・ジャパンは本日2017年7月18日から20日までの3日間、マーケティング分野の国際カンファレンス「アドテック京都 大阪 神戸」を開催します。

今回の最大の特徴は、京都・大阪・神戸の三都市を周遊する形で開催するスタイル。各地域の広告主企業とエージェンシー、メディア、テクノロジーベンダーが一体となってイベントを盛り上げる座組になっています。

世界をつなげる

アドテックは世界5カ国で開催されているマーケティング国際カンファレンスイベントで、近隣アジア圏からも参加者が訪れるなど、海外展開に向けた情報収集の機会となります。日本版アドテックの9年間の中で、国内主要プレイヤーやコミュニティとの関係構築に注力しており、今回で4回目となるアドテック関西では広告主、エージェンシー、メディア、ソリューションプロバイダーなどマーケティングに関わる全てのプレーヤーが参加するまでに至っています。

キーノートセッショには、ネスレ日本 専務執行役員の石橋昌文氏、辰馬本家酒造 代表取締役社長の辰馬健仁氏、ワコール 広報・宣伝部 部長の猪熊敏博氏、スクリイム・ラウダアのナカヤマン。氏などが登壇。

三会場はそれぞれ入場パスが異なり、大阪は少人数制。京都・神戸についてはキーノートと展示会場に入場できるパス「Visitor Pass」が本日(18日)まで事前登録をすることで無料になるとのことです(公式セッションは有料)。

イベント担当のコムエクスポジアム・ジャパン 村上朋史 氏は新たなフェーズを迎えたアドテック関西について、このように抱負を語ります。

「関西圏のマーケティングを活性化したいと広告主・広告代理店・テクノロジーベンダーの垣根を越えた有志が集い2014年にスタートしたアドテック関西ですが、本年はさらに多くの参加者との交流を実現すべく、京都、大阪、神戸というロードキャラバンの実施に踏み切りました。アドテック東京でもお目にかかれないキーノートスピーカーを揃え、かつ基礎から応用まで幅広い内容になっています」。

アドテック京都


日程:2017年7月18日(火)
場所:みやこメッセ
参加者数:1,800名+

アドテック大阪


日程:2017年7月19日(水)
場所:堂島リバーフォーラム
参加者数:200名+

アドテック神戶


日程:2017年7月20日(木)
場所:KIITO(デザイン・クリエイティブセンター神戶)
参加者数:1,000名+

TechWave独占配信のボードメンバーインタビュー

顧客を理解しストーリーを発信していくことの価値とは ― ad:tech kansai 特集(1)
一度も会わずに発注が入る時代、BtoBも“個人”が重要に ― ad:tech kansai 特集(2)ローム株式会社 中岡康成氏
「じゃあいくら儲かるの?」本音で議論していきたい― ad:tech kansai 特集(3)ダイキン工業 片山義丈氏
世界に通用する京都企業の強み、それらを繋げて強いエコシステムに― ad:tech kansai 特集(4)Aalto International Group福井麻里子氏
シリコンバレー発ベンチャーの「失敗」を乗り越える要素が京都にある!!― ad:tech kansai 特集(5)京都大学 木谷哲夫氏
モノづくりからコトづくりへ!デジタル施策へ踏み出した「白鹿」の挑戦― ad:tech kansai 特集(6)辰馬本家酒造 端山裕樹氏
広告主がデジタルを武器にするためにいま必要なもの― ad:tech kansai 特集(7)P&G 日髙由香子氏
EC業界が抱える危機感を打破するものとは― ad:tech kansai 特集(8)フェリシモ 市橋邦弘氏
マーケティングテクノロジーと向き合うための「目利き」― ad:tech kansai 特集(9)電通関西支社 西田悟史氏

ad:tech主催ーComexposium(コムエクスポジアム)について

Comexposiumは、世界で130を越えるBtoC/BtoBイベントをプロデュース。カバー範囲は食品、農業、 ファッション、建設、ハイテク、など 11の分野。これまでに世界23カ国で300 万人以上の来場者を記録しています。アドテックの日本版は2009年に東京で初開催し、関西エリアは2014年にスタート。アドテクノロジーにとどまらず、あらゆるテクノロジーを活用したマーケティングマネジメントについて最先端の情報を届けています。

【関連URL】
・アドテック関西 2017 ad:tech kansai
http://adtech-kansai.com/
・Comexposium(コムエクスポジアム)
http://comexposium-jp.com/

蛇足:僕はこう思ったッス
 アドテクノロジーとはいえ、かつてのようにバナーや検索連動型広告、デジタルサイネージなどのプラットフォームを導入すればいいという時代は終わっている。ブログやSNSも投稿すればいいわけではない。アドテック関西のセッションをみてみると、TechWaveでも馴染みのある方々が登壇しているが、これまでの話ではなく未来のことが話題の中心となっている。広義のメディア変容の時代に、一番影響を受けているのは広告およびマーケティングの領域なのかもしれない。
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