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ビットコインを筆頭とする仮想通貨取引はまだまだ一部の人のものというイメージが強く実態が見えていない部分も多くあります。そんな中、日本国内で仮想通貨向けの事業として、安全に仮想通貨保管ができる「ビットバンクウォレット」、FX取引が365日24時間できる「ビットバンクトレード」等を展開するビットバンクは2017年3月1日、新たなサービスとして仮想通貨取引所を開設できる新サービス「bitbank exchange」の提供を開始します。
このサービスは、証券会社や商品取引会社向けに仮想通貨取引所のホワイトレーベルの開設を支援するものです。ホワイトレーベルとは、他社の仕組みを利用して独自ブランドで取引所を運営するというもので、金融業界などでしばしば使われている手法です。最近では電力会社のホワイトレーベルが多数登場しています。
「bitbank exchange」は、ビットバンクが運営する「ビットバンクトレード」の運営ノウハウを利用し、来る仮想通貨規制(金融庁、来春施行の「仮想通貨規制」内閣府令案を公開)に対応したブローカー(取引所)を支援し、ネットワークを構築しようという意図があると見られています。
「bitbank exchange」によるホワイトレーベルは、「ビットバンクトレード」と同様のリアルタイムトレードと分析ツールが提供され、24時間365日の売買を実現します。今後はビットコイン以外の仮想通貨の取り扱いを増やす考えです。
【関連URL】
・bitbank exchange
https://exchange.bitbank.cc/#top
日本でビットコインが注目されはじめたのは2014年3月に国内取引所であるマウントゴックスが預かっていたビットコインを消失させる事件が発端だった。実態がわかりにくく、あたかもビットコインが破綻とみられる報道が相次いだが、実際の顧客のビットコインデータを預かっていたマウントゴックス社がそれを紛失したという内容だった。それ以降、ビットコインの価格は乱高下を続け(P2P通貨ビットコイン暴落、TechWave編集長が中国CCTVでコメント 【@maskin】)、つい先日最高値をマークしている。利用者の多い中国やインドの影響等と言われているが真偽が確認しにくい状態が続いている。ビットバンクの取り組みは、過去にあった不安を払拭し、一般の金融取引を変わらないシステムを定着させることにある。今回のホワイトレーベル支援は想像以上の反響がありそうだ。