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ホットリンクは2014年6月30日、ソーシャルデータ提供の米socialgistとアジア・パシフィック地域における独占販売代理契約を締結したと発表した。
socialgistは、中国版Twitterとも言われる「Sina Weibo」の全データの配信ライセンスを持つ唯一の企業。今回の提携により、中国・台湾・香港等一部の国を除いたアジア・パシフィック地域で「中国におけるソーシャルメディア動向データ」の再販などが可能となる。
ホットリンクはこれまでにTwitterの全世界全言語のデータ等を提供するGnip社と提携、関係強化に努めており、今回のsocialgistとの提携によりアジア・パシフィックにおけるソーシャルデータ提供において優位な位置に立つこととなる。
ホットリンクがアジア・パシフィックで提供するソーシャルデータ
1.(今回の提携により)企業における分析用途向けに中国「Sina Weibo」の全データがアクセス可能(独占)
2.全世界の全言語のTwitterデータ、及び日本のソーシャルメディアデータの販売を一括提供(独占)
ホットリンクの強みはソーシャルデータのモニタリングや分析であり、これらの提携により主力事業の強みは一層強みを増しそうだ。
【関連URL】
・ホットリンク、米国Socialgist社と提携 アジア・パシフィック※1地域における 中国ソーシャルメディアデータの独占販売代理権を取得
http://www.hottolink.co.jp/press/15191
・Twitterが世界最大のソーシャルデータ提供「Gnip」を買収【@maskin】
http://techwave.jp/archives/twitter_aquire_gnip.html
・ホットリンクが米国Gnip社と関係強化、Twitter・Foursquare・WordPressのソーシャルデータを日本独占販売 【@maskin】
http://techwave.jp/archives/hottolink_exclusive_agent_of_gnip_.html
・ホットリンクが米Gnipと戦略的提携、全世界・全言語の全ツイートデータを利用可能に 技術提供も 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51769346.html
データの提供元を抑えつつ、主力のデータマイニング事業を成長させようとする戦略。アジアの多言語環境でデータマイニング技術をどう育てていくかという課題があると察するが、いずれにせよ入口を確保している以上、優位な立ち位置にあり続けることは間違いない。今後のアジアパシフィック展開に注目したい。
話は変わるが、ホットリンクの世界展開ニュースを目にするたび、最高経営責任者 内山幸樹さんとの談義を思い出す。ちょうど2年前の札幌での朝食。「世界という舞台にでましょう」という口約束をしてからの彼の動きは目をみはるものだった。今でこそ自分も世界企業との活動を始めることができたが、いつも刺激を頂戴していることに感謝している。