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ネイルチップを海外に向け販売MiCHiは2013年8月6日、日本版公式サイトをオープンした。国内展開を本格化する。
ネイルチップとは、いわゆる「付け爪」で、綺麗に作り込まれた作品を両面テープや接着剤で爪に貼り付けるもの。
MiCHiは日本人によるハンドメイドのネイルチップを2013年4月より海外に向けて販売してきた。
海外向けFacebookページのファン数はなんと37万人。Tumblrのファン数は1000人以上と急速に人気を集め、パリやニューヨークを中心に売上をのばしてきた。
ネイル男子 兼 MiCHi CEOの中崎瞬 氏は「日本人女性で、海外にいった時などにネイルをほめられたことがある人は多いのではないでしょうか? 日本人のハンドメイドネイルは世界で評価されているんです。海外に発送しても送料は安価で、日本初の国際展開としては最適な商材なんです」と説明する。彼自身、ネイルのデザインを手がけており、大きな手ごたえを感じている。
日本参入は、「市場規模は2000億円とはいえ、海外マーケティングは時間がかかる」と判断したため。あくまでメインは海外だが、日本も同時展開することでネイリスト獲得など基盤を整えようと考えた。まずは1年で売上5000万円を目指す。
現在、ネイリストは30人以上が所属。毎週10種類以上の新作を投入している状態だ。日本国内展開にあわせネイリストを年内までに100名体制にする計画。
「日本にネイリストといわれている人は30万人いて、毎年3万人というペースで増えています。ただ、子育てなど家庭の事情でネイルの仕事につけない人が多くいます。今、お願いしているネイリストのほとんどが主婦で子育てと両立できるのでとても喜ばれています」(中崎 氏)。
将来はクラウドソーシング型のシステムを導入し、全国のネイリストの在宅雇用を加速させるほか、プロのアーティストのコラボも随時展開する考えだ。
日本人女性特有の「きめ細やかな技術力」と「KAWAII文化」を広めていきたい」(MiCHi CEO 中崎瞬氏)
【関連URL】
・MiCHi | ネイルチップ専門店
http://jp.michimall.com/
「やっぱベンチャーやるからには世界一を目指したい」という中崎氏。ネイルチップはその夢に最も最適な市場だという。今後、世界の主要都市での店舗展開やフランチャイズを見すえているというMiCHi。そのビジョンやビジネスモデルについて別途詳細をお伝えしたいと思う。
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSの啓蒙。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップ・マーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。
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