- 「ソラコム」がスイングバイIPOを実現、東証グロース市場上場承認 - 2024-02-22
- (更新)結果速報 LAUNCHPAD SEED#IVS2023 #IVS #IVS @IVS_Official - 2023-03-09
- 「始動 Next Innovator 2022」締め切りは9月5日(月)正午ー経産省・JETRO主催のイノベーター育成プログラム #始動2022 - 2022-09-01
手順書やマニュアルを作成・共有できるサービス「Teachme Biz」を展開するスタディスト社は2018年9月25日、タイ王国などで事業を展開するMHCB Consulting社とJ-Crown Co.,Ltd社と共同で合併会社「Studist (Thailand) Co., Ltd.」を2018年8月15日に設立したことを発表しました。
同社は今年一月に海外展開を表明しており(リリース)、その第一弾として東南アジアの販促の拠点としての役割を果たします。本格的な営業開始は10月1日を予定しています。
Studist (Thailand) は、2018 年1月の海外展開発表後、執行役員 豆田裕亮 氏をタイ王国に派遣。
東南アジアに進出する日系企業を主なターゲットに「手探りで進むものの売り上げが立ってきました」(豆田氏)とのことで、今回の本格展開へとつながった模様です。株式比率は以下の通り。
・株式会社スタディスト 49.00%
・MHCB Consulting (Thailand) Co., Ltd. 48.00%
・J-Crown Co.,Ltd 3.00%
Studist (Thailand) のタイ王国進出にあたっては、キヤノンマーケティングジャパングループのMaterial Automation(Thailand)Co., Ltd.および日本駐車場開発株式会社のタイ現地法人であるNPD Healthcare Service (Thailand) Co., Ltd.との提携でスタートしており、すでに大手日系企業の現地法人等10社に導入済み。現地従業員の入れ替わりが激しくこの地域で、安定した事業運営のために人材育成効率化に貢献したい考えです。
なお、Studist (Thailand) は今後、2020年2月末までに、タイ王国の製造業や飲食業、小売業を中心とした180社への導入を目指します。
【関連URL】
・[リリース] スタディスト、タイ王国で合弁会社を設立
蛇足:僕はこう思ったッス
タイ王国の人口は6887万人(2016年)。JETRO バンコクの調査によると現地で活動する日系企業は6000社以上(日本企業または日本人が10%以上出資する企業)で、製造業はそのうち43.09%を締めるとのこと。人材流通が激しいこの地域で安定的に事業を続ける上でTeachme BIZはフィットしているといえるのだろう。鍵は、現在日系をターゲットにしている状態から、現地地場企業へ浸透できるかどうか、だろうか。