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TechWaveの潜在的読者数ってどれくらいいるのだろう。僕の中では潜在的読者というのは、IT関連で情報感度の高い人っていうイメージなんだけど、日本には実はそういう人ってそう多くないんじゃないのかなって思う。
過去1週間の人気記事を見ても、アクセスを集めているのはほとんどがガジェット系記事。将来のIT業界、しいては日本の産業界を占うような記事を書いてもほとんど注目されない。先週の記事でいえば、ケータイは位置情報とソーシャル化でこう変わる【湯川】、なんかは読んでもらいたい記事なんだけど、それほどアクセスが多いわけじゃない。
パナソニックと楽天の次世代テレビは、Google TV、Apple TVに対抗するつもりなのだろうか【湯川】という記事や、Facebookとリクルートで就活学生の「つながり」支援 これで実名主義が普及する?【湯川】とかいう記事は、情報感度の高い人達のTwitter発言を見るとそれなりに評価を得ているようなんだけど、Yahoo!、ライブドア、infoseek、Googleなどのトピックスではまったく取り上げられない。マス向けアピールがないということなんだろう。
TechWaveのアクセス解析をすると、アクセスがあるのは関東圏が中心。ほかの地方からのアクセスはほとんどない。この夏、地方で講演したんだけど「TechWave編集長」という肩書きで集客するのは一苦労だった。
地方だけではない。関東圏でも大企業の人たちには、TechWaveはまったく知られていない。テクノロジー系の企業なのに、ネット系の部署なのに、TechWaveを知らない大企業の人って本当に多い。
まあ僕たちたちに力がないだけのことなんだろうけど。
なんだか気が滅入りそうな秋の夜である。先週1週間のアクセストップ15は以下の通り。
がんばって俺たちも、日本を情報化社会へと移行させるために微力ながら尽力しないとなあ。