月額5250円で公式アカウント、LINEがO2O型ビジネスアカウント「LINE@」を12月スタート 【増田 @maskin】#LINEjp

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ビジネスアカウント「@LINE」イメージ

 世界7500万ユーザー、国内3496万ユーザーを突破したスマホメッセンジャーアプリ「LINE(ライン)」を運営するNHN JAPANは2012年11月19日、飲食店などの店舗/施設を持つ中小企業、およびメディア、公共団体向けに公式アカウント「LINE@」の提供を開始すると発表した。

 価格は初期費用5250円、月額利用料が5250円。申込みは12月上旬から開始し、審査を経て5~10日で利用できるようになる。なお利用者には専用の管理ページが提供される。

 公式アカウントは、2012年5月9日に公開した「ベッキー♪♯」が3週間で購読者100万人を突破するなど反応が早く、購読者数が400万人を越えているローソンの公式アカウントがの場合は「クーポン発行後には10万人以上が実店舗へ来店、時には数十万になることも」(NHN Japan ウェブサービス本部 執行役員/CSMO 舛田淳氏)。TwitterやFacebookページの公式ページと比較すると大きな効果がある。世界中で公式アカウント開設を求める声が多くあがっている状態だった。

 12月より提供を開始する企業向け公式アカウントは「LINE@」というサービス名となり、これまで提供してきたようなナシャナルクライアント向けの公式アカウント は「プレミアムアカウント」として区別する。 と共存することになる。


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フレンド数は1万以下、実店舗を展開する中小企業とメディアに限定


 「LINE@」は、実店舗を持つ中小企業とメディア、公共団体を対象としたASP型のサービスで、オンラインサービスやアダルト系サービスは除外する。公式アカウントを「友だち追加」したユーザーに対して、メッセージやクーポン・セール情報などを配信することを目的としたサービスとなる。

 プレムアムアカウントと異なり、公式アカウント一覧ページに露出することはないため、店頭等に公式アカウントIDを掲げなどしてユーザーを獲得し、実店舗での購買につなげる、あくまでO2O(オンライン・トゥ・オフライン)型の活用を想定している。なお、地方自治体などの公共団体に対しては無料で提供するという。

 LINEのMAU(1ヶ月間におけるアクティブユーザー率)86.1%。既存の公式アカウントの反応などからすると、ダイレクトメールやメールマガジンなど既存のマーケティング手段と比較して高い成果が期待できる。

■ ビジネスアカウント「LINE@」概要

初期費用:5,250円(税込)
月額費用:5,250円(税込)

※開始月を含む3ヶ月間は無料。以後1ヶ月毎に契約自動更新。

ビジネスアカウント「LINE@」概要ページ URL:https://biz.line.naver.jp/

審査期間:お申し込みより5~10営業日
主な機能・特徴:
・月額5,250円でLINE公式アカウントを開設可能
・1万人以下のユーザーにメッセージ・クーポン・キャンペーン情報を一斉プッシュ配信
・メッセージ配信数に上限無し

 また、この発表にあわせ、サービス向上や新機能の有効性をはかるためのエンドユーザー組織「LINEユーザ―ズクラブ(仮)」の開始も発表されている。1万人以上の大規模なコミュニティとなる見込みで、UI/UX研究部門と共に活動していくという。


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【関連URL】
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蛇足:僕はこう思ったッス
LINE上で展開されている「LINE Channel」ベースの「LINE Game」「LINEトークノベル」「LINE占い」「LINEクーポン」といったコンテンツは非常に好調だ。例えば第一段ゲーム「Birzzle」の無料版などは公開1日で200万ダウンロード3週間で500万ダウンロードという成果を叩き出している。また、追加アイテム課金やスタンプの売上についても、公表はされていないものの驚くほどの数字となっているとの見方が濃厚だ。NHN Japan 舛田氏はLINEエコシステムを「小さなインターネット」という言葉で説明するが、“外” とはあらゆる意味で考え方が違う世界のようだ。ちなみに、プレミアムは月額800万円。
著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 夢を叶える技術者。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」執筆中)。書籍情報・ 詳しいプロフィールはこちら


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Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭からソフトからハードまで50以上のスタートアップ立ち上げを国内外で経験。平行して雑誌ライターとして疾走。シリコンバレーでガレージベンチャーに参画後は、国内でネットエイジを筆頭にスタートアップに多数関与。ブログやSNSの国内啓蒙、ソニーの社内イノベーション事業など関与。通信キャリアのニュースポータルの立ち上げ期の編集デスクとして数億PV事業に育てた後、TechWaveにジョイン。世界最大のグローバルIT系メディアであるスペインの「Softonic」の元日本編集長
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