おてつだい & おしごと体験 、キッザニアのような新サービス「LIVINGROOOM」 【増田 @maskin】

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[読了時間: 2分]

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 リビングルーム社は2013年1月28日、子どもたちに 手伝いや仕事体験を通じて金銭管理を見につけてもらう新サービス「LIVINGROOOM」を発表した。

 同社は「おれのそうび」などで知られるトーキョーストーム代表 大沢香織 氏らが設立した新会社。

 親が依頼する “おてつだい” や、企業が提供する “おしごと 体験” をこなすことで、おこづかいや 特典がもらえる包括的な仕組みを提供するサービスで、子たちは目標を持って、仕事に取り組むことを学べる仕組みになっている。

 現在、サービスの事前登録ページが公開されており、2013年3月10日に開催される「SXSW (サウスバイサウスウエスト)」に出展すべく準備中だ。

遊ばせる、だけじゃない。親と子の新しい関係


 大沢氏がイメージするのは、子供向け職業体験パークとして世界で展開する「キッザニア」。

 「子どもたちが楽しく遊べるところは一杯あると思うんですよね。けど、キッザニアのように、親が子どもたちの自立性を支援でき、かつ社会の仕組みを学べるような場というのはとても少ないのが現状です。

 このサービスは、遊びの感覚も取り入れつつ、おてつだいやお仕事に意欲をもって取り組んでもらい、仕事やお金について学べるようなものにしていきたいんです」。(大沢氏)

 サービスは親用と子供用に分かれており、親はサイト上から 子どもたちに おてつだいを依頼したり、企業から提示される お仕事体験を選択して、親と子共同で実行することができる。

 子どもたちはスマートフォンアプリで おてつだいや企業からのおしごと依頼や、達成時のおこづかい額などをチェックできるようになっている。アプリには “キッズルーム” や “アバター” がいて、ゲーム感覚で親しみを持ってもらうことができるなどの工夫もある。

 何より最大の魅力は、サービス内で溜めた おこづかい を実際の商品として受け取れることだろう。子どもたちは、最初に欲しいものを選択し、それを目標に お仕事に挑戦していく形となる。親が子の目標達成意欲を支える形で、一緒に就労体験をすることで、間接的に社会勉強ができる仕組みとなっている。


 興味を持ったのなら、「LIVING ROOOM」の基本的な流れがツアー形式 (http://livingrooom.com/ja/tour/index.html) で紹介されているので、参照いただければと思う。

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【関連URL】
・LIVING ROOOM: あたらしい、おてつだい。あたらしい、おこづかい。
http://livingrooom.com/
・リストラをきっかけに起業した女社長がつくる「おれのそうび」がTechCrunch Disruptに挑戦。本日ティザーサイトOPEN!【三橋ゆか里】
http://techwave.jp/archives/51754515.html
・TechCrunch Disrupt参加者からのレポート、日本の存在感は? 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51762185.html
・2~6歳対象 デジタル世界を学べるiPadアプリ「kinderpan (キンダーパン)」、親と子の豊かな日常のためのプラットフォーム 【増田 @maskin】

http://techwave.jp/archives/51769349.html

蛇足:僕はこう思ったッス
日本における金融ビッグバンから十数年。日本では未だに「お金は運用して殖やすものではなく、倹約して貯金するものだ」という思い込みがある。アメリカなどでは社会人になれば、保険は投信、自分で組み立てるもの(401K)といった概念が当然だと思えるが、日本ではまだ投資や資産運用に対する考えは未成熟だといえるだろう。
もちろん子供に対するお金の教育もそうで、「子供にお金のことなんて、早過ぎる!」とタブー視され、ヒステリーになる人も多くみられる。
ただ、当然、貯蓄だけでは未来はないし、早期から労働とお金の関係についての知識があることで、早期から具体的な就職活動イメージを構築することだってできるわけだ。キッザニアが日本でも受けたのは、そういった必要性を感じる親御さんが多くなっているからだと思う。
僕はこのサービスにとても期待しているし、支援していきたいと思う。

著者プロフィール:TechWave 編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。

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Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭からソフトからハードまで50以上のスタートアップ立ち上げを国内外で経験。平行して雑誌ライターとして疾走。シリコンバレーでガレージベンチャーに参画後は、国内でネットエイジを筆頭にスタートアップに多数関与。ブログやSNSの国内啓蒙、ソニーの社内イノベーション事業など関与。通信キャリアのニュースポータルの立ち上げ期の編集デスクとして数億PV事業に育てた後、TechWaveにジョイン。世界最大のグローバルIT系メディアであるスペインの「Softonic」の元日本編集長
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