- 「ソラコム」がスイングバイIPOを実現、東証グロース市場上場承認 - 2024-02-22
- (更新)結果速報 LAUNCHPAD SEED#IVS2023 #IVS #IVS @IVS_Official - 2023-03-09
- 「始動 Next Innovator 2022」締め切りは9月5日(月)正午ー経産省・JETRO主催のイノベーター育成プログラム #始動2022 - 2022-09-01
[読了時間: 2分]
注目を浴びた「PitaPat」を昨年2012年9月で終了したPitapatが本日2013年4月2日、新サービス「Qixil(キクシル)」を公開した。スマホ専用のウェブサービスで、現時点では招待制となっている。
「Qixil(キクシル)」は、スタートアップやベンチャー関連する仕事に従事する人のためのQ&Aサイトで、不特定多数の人に投げかけるのでなく、特定分野で知見を持っている人に直接コンタクトできるのが強み。米Quoraのような有益な情報が網羅されるサイトを目指している。
知りたいことはキーワード検索では見つからない
信頼のある質問や回答を集める為に、特定カテゴリにおける信頼性や専門性を計る仕組みを用意し、それを品質向上に寄与させる仕組みがある。
「自分達がスタートアップとして色々な方に話を伺ってきた際、その時与えてもらった情報が有益なものばかりでした。
それはキーワード検索では出てくるものとは違い、どれも腹落ち度が異なりました。こういった有益な情報を、みんなが得られる状況にしたいと考えてキクシルを開発しました」。(Pitapat 取締役 伊香賀淳 氏)
「Qixil(キクシル)」は当初、幅広いカテゴリーをカバーする方針だったが、スタートアップという領域に絞り「コアの価値を高めていく」(伊香賀氏)考えだ。
【関連URL】
・Qixil(キクシル)
http://teaser.qixil.jp/
・株式会社Pitapat
http://pitapat.co.jp/
・Pitapat (旧Facematch) チームが新たに手がけるのは「キクシル」【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51776739.html
・第3回 SF NewTech JapanNight 最多得点は「Facematch」 【増田(@maskin)真樹】
http://techwave.jp/archives/51710762.html
・審査員も思わず総立ちした注目のアプリ「Facematch」がスゴイ 【増田(@maskin)真樹】
http://techwave.jp/archives/51708439.html
リリース前の段階で「スタートアップ限定とかどう?」と提案していたのだけど、本当にそうなっていて (○´ω`○) (多分本人たちは覚えてない..)
スタートアップはスモールチーム。投資家やインキュベーターなどにより支援を受けているのだけど、知識共有のネットワーキングの部分で制限があり、多くのチームから「相談できる人が限定されていて困っている」ともちかけられていたので、小さいながらもニーズがあるマーケットだと思う。
早速利用させてもらったが、カテゴリーが絞られているだけに、具体的なやりとりがしやすい印象。デザインも機能設計も洗練されていて、さすがPitapatと言わしめさせる完成度。
この手のサービスは、コンテンツとコミュニティデザインが同義となり、多様なマーケティング手法が不可欠となる。Q&Aの品質というか有効性とその鮮度が鍵となると思うが、今後の舵取りに注目したい。
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップ・マーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。