自動運転はもはや夢の技術ではありません。今後一般社会に浸透すべく着々と準備が進められている状態です。しかしながら、全ての自動車が自動運転可能となるのはいつのことでしょうか? 自動運転対応自動車への買い替えを待っていたら完全普及がいつになるのか予想すらできません。
ところが、先進運転支援システム(ADAS=advanced driver assistance system)の技術リーダーであるイスラエル「MobileEye」が開発するデバイスはスタンドアロン型、つまり単体の機器としていま使っている自動車に装着できるもなのです。チップを搭載し、カメラの映像を通じて車の周囲にある人や物体を認識し、安全を守るための回避行動などを行うというもの。いわば自動運転のために作られた専用のコンピュータといったところです。
この「MobileEye」を、米Intelが買収することが2017年3月13日に発表されました。総額は株式価値としては153億ドル、日本円で約1.75兆円。イスラエルのテックシーンにおける買収額としては過去最高となります。
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