財布の中に溢れるクレジットカードを筆頭とするカード類。それを一枚のカード型デバイスに集約しようとするスタートアップがまた一つ姿を消すことになりました。
Plastc,Inc.は2017年4月20日、サイト上に破産申請および業務終了のメッセージを公開しました。900万ドル分といわれている予約注文は出荷されないとのことです。
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共に突き抜ける
財布の中に溢れるクレジットカードを筆頭とするカード類。それを一枚のカード型デバイスに集約しようとするスタートアップがまた一つ姿を消すことになりました。
Plastc,Inc.は2017年4月20日、サイト上に破産申請および業務終了のメッセージを公開しました。900万ドル分といわれている予約注文は出荷されないとのことです。
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キュレーションサイトと呼ばれる一連のウェブサイト運営問題(DeNA、キュレーション事業統括 村田マリ氏を処分 南場智子氏が追加代表就任)で役員の処分発表などで揺れるディー・エヌ・エー(DeNA)は2017年4月20日、小学館との共同運営を前提とした新たなデジタルメディアの検討を始めると発表しました。これに関する基本合意を本日付けで締結したとのことです。
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床や壁がスマートフォンのタッチスクリーンになったら?
そんな誰も体験したことのないような世界を実現するプロジェクター「Xperia Touch」が2017年6月24日、ソニーから発売となります。価格は14万9880円(税別)。2017年6月9日が予約販売を開始するとのことです。
「Xperia Touch」に搭載されているAndroid OSは最新のバージョン7.0。Wi-FiやBlutoothといった無線通信に対応し、カメラもついている。バッテリーがやや小さいもののスペックをみるだけだとただのスマホです。何でプロジェクターと一体化するのだろう?と疑問を感じる人もいると思います。
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Amazon Alex(急拡大する音声認識「Alexa」、ルンバ・Raspberry PI・冗談を言うAmazon iOSアプリはIoTデバイス制御にも対応)にLINE傘下の「GateBox」(妄想が産んだバーチャル嫁ロボット「Gatebox」誕生秘話、なぜ30万円のデバイスが5日間で200台も売れたのか)、いずれも狙うのは「HOME」いわゆるリビングルームを中心とした住宅と生活の要です([詳説 Clova] LINEが狙う「お茶の間」、世界HOME覇権争いにスマートポータルで挑む @maskin))。
ヒトメディアと東新住建が設立した合弁会社「デジタルカーペット」は、まさにこの住宅と生活を軸とした「HOME」領域をフォーカスとした新しい技術領域のベンチャー企業への投資・育成事業を行う会社です、
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昨年2016年のFacebookの最大のトピックは「LIVE」「VR」、そして「ニュース」でした。Facebookライブストリーミングは2016年4月に一般に公開されたとは思えないほど話題になりましたし、子会社Oculus社と協同で開発したソーシャルなVRは夜明け前のVR業界に活路を見出す役目を果たしました。
フェイクニュース、つまりソーシャルメディアに投稿される情報の真偽に関係なく拡散される問題の根源に、プラットフォーム側の責任を求める声が高まりつつあります。しかし、Facebookは対策を講じるも、つい先日も、殺人事件の当事者がその内容を動画で投稿し、1時間以上の間公開されたままになるという問題が発生しました。このことは2017年4月18日から19日にかけてアメリカ・カリフォルニア州サンノゼで開催されているFacebookの開発者向け年次イベント「F8」での壇上でも、Facebook CEO マーク・ザッカーバーグ氏自らが話題にしています。
今、リアルの人間関係=ソーシャルグラフを抱えるFacebookに求められるのは現実社会との新たな関係構築といってもいでしょう。同社の最新の取り組みが発表される「F8 2017」では、そういった社会のニーズに対し、どのようなメッセージが発信されるのでしょうか。2日間に渡るイベントの中から注目したい内容をまとめました。
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5万3000人が熱狂。たった7年で世界トップ規模にまで成長したテックカンファレンスイベント「WebSummit」は最高のベンチャー系イベントとして世界で知られています。世界166か国のイノベーター達がポルトガルの首都リスボンに集合。1490以上の企業が出展。699のカンファレンスがあり、スタートアップと投資家、そして業界のリーディング企業がこの場所を有機的に盛り上げ、それらをきっかけにたくさんの価値が創造されていきます。日本からはこの数年LINEが登壇することでも知られていますが、日本における認知の高まりはこれからというのが現状です。
そこで2017年3月29日、「WebSummit」チーム APACの責任者Jimmy McGann氏が来日するのにあわせ、TechWave主催の招待制イベント「Web Summit / RISE RUNWAY in TOKYO」を開催しました。WebSummitおよび同社が展開するイベントの魅力を伝えるという内容です。スピーカーとしてJimmy氏のほか、2016年のWebSummitに参加したNTTレゾナント 経営企画部門 新事業担当マネージャー 松野重雄氏、モデレーターにはTechWave COOの森田正康が登壇しました。
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TeespringはオリジナルTシャツの製造・販売までをカバーするクラウドファンディングサイトである。Y Combinatorを卒業後、Andreessen Horowitz (アンドリーセン・ホロウィッツ) やKhlosla Ventures (コースラ・ベンチャーズ) などから5600万ドル (約64億円) を調達している。Teespringを通して既に190万枚のTシャツが製造・販売されている。
ー 各ステージでのテック系の人材の雇用と管理に関して、CTOとしての課題はどんなものでしたか? 何か教訓はありますか?
テック系の人材を雇うのは、最初は大きな課題だった。本当に、創業当時はどうしてもエンジニアを雇うことができなかったんだ。何人か見つけて、初期段階で何人かすばらしい人材を雇うことはできた。僕が会社のためにしたことで、一番大事なことの一つは、基本的に一から僕たちのコードベースを再構築する、もっとすばらしい技術的な才能を持っているリードエンジニア/アーキテクトを雇うことだった。
これは、いわば突然起こったようなものなんだ。僕は、Skypeでランダムに面接をしていた。ここで僕が使ったワザは、最初はベイエリア外に目を向けてみるというものだ。僕たちは在宅の仕事を探している人たちを獲得することができたんだ。プロビデンス(編集部注:アメリカ合衆国ロードアイランド州最大の都市・東海岸)にいたころは、ほぼ不可能だったからね。プロビデンスにいる僕たちと一緒に働いてくれる人を見つけるには、この人たちがどこか別の場所にいて、そこから働いてもらうという方法しかなかった。僕たちがベイエリアにやって来た後でさえも、僕たちの会社に参加してくれるひとを見つけるのは思っていたよりも難しかった。
エンジニアリングの才能を持っている人たちにとっては、スタートアップか大企業かは関係なく、たくさん選択肢があるんだ。僕たちの数字はかなり良いもので、成長もしていたけど、エンジニアたちにとって、このTシャツ会社っていうのはあまり魅力的なものではなかったんだ。何か本当に面白いエンジニアリングの課題があるものだとは思わないでしょう。僕たちが新しいリードアーキテクトを実際に雇ったときに、僕が試してみてうまく行ったのは、何ていうか、直感に頼ってみたんだ。Skypeで15分ぐらい話をした。僕は彼のコードだとか、そういうものの技術的な評価は一切しなかった。そういう資格が自分にはあるとすら思わなかったから。彼は本当に賢そうに見えたから、その場で彼にオファーを出したんだ。「じゃあ、これぐらいの額でどう?」って言っただけだよ。そうしたら彼は、「いいよ!」って返してきた。
僕はその最初のSkypeコールで取り決めをしたってわけ。すばやく行動して、何かを実現させる態勢を作るのは、大きな会社にはあまりできなくて、スタートアップにはできることだと僕は思う。これは、本当にすばらしいエンジニアを獲得できるかどうかに関して、決め手になる場合がある。しかも、それだけじゃなかったんだ。彼は、「わかった。じゃあサンフランシスコに引っ越すよ」って感じだった。僕は、「ああ、僕と一緒に住みなよ。家に空き部屋があるから」って言ったんだ。つまり、これで一度に、僕たちは次の従業員を見つけて、自分はルームメイトを見つけたってことなんだ。彼は本当にすばらしい人だったし、今では自分の会社を始めたんだ。僕はそこのエンジェル投資家だ。初期の採用はこんな感じで、その後は、エンジニアを雇うのがどれほど難しいことなのかを理解した。
もう一つ難しいのは、すでにエンジニアリング担当の経営者がいない会社では、たいていのエンジニアは働きたがらないんだ。自分たちよりも上級の人がいて、この人から学んだり、管理してもらえることを望んでいるんだ。でも、どうやってこういう人たちを見つけたらいいだろう?エンジニアリング担当のマネージャーや、上級エンジニアを、どうやって見つけたらいいだろう?
エンジニアリング担当のVPを雇うことに関して話を始めたんだけど、これは高額なプロセスだから、本当に難しい。最終的にはそうしたし、今、僕たちが抱えているエンジニアリングチームができたのは、そのプロセスのおかげだと言わざるを得ないね。大学へ足を運んだり、ハッカソンを開催したり、講演を行ったりして、一口に言えば僕たちのブランドを宣伝し、Teespringの名前に対する認識をこのコミュニティの中に生み出そうという努力もたくさんしたんだ。
インターンや大学生をたくさん雇っているわけではないから、これが一番効果的な戦略かどうかはわからないけど、後々のトップレベルの人材を獲得する役に立ったと思う。本当の人材確保戦争は、経験のあるエンジニアの間で起こるもので、社会に出てくる新卒の間ではないんだ。こういった人たちはたくさんいるし、3カ月のブートキャンプを終えたばかりの人たちもたくさんいる。本当に難しいのは、エンジニアリング担当のすばらしいマネージャーや、すばらしい上級開発者を見つけることだ。時間はたくさんかかったけど、組織全体を作り上げる助けになってくれた、すばらしいエンジニアリング担当VPを雇うプロセスは、その努力に見合うものだった。
ー どうやって最初のユーザー100人を獲得しましたか?
電話しただけだよ。本当にコールドコールをしていたんだ。僕たちには最初コミュニティがあったんだ―キャンパス周辺の人たちや、知り合いだ―だから、まずはこういった人脈に当たってみた。その後、資金調達目的で僕たちのプラットフォームを使う、一番のユーザーになるだろうと最初に考えていた、非営利団体を特定しようとした。ひたすら電話をかけたんだ。営業担当の人を雇って。彼が電話をかけて、ほぼそれだけだね。
最高のユーザーになるだろうと思っていたユーザーは、実際には最高のユーザーにはならなかったというのは興味深かったね。これは間違いなく教訓になった。非営利団体に電話をかけて、実はインフルエンサー何人か、それにテックブログを使っていたんだけど、最初に本当に成功したユーザーのグループは、Facebookページにたくさんの「いいね」がある人たちだった。「いいね」がたくさんあるFacebookページを持っている誰かが僕たちのことを見つけて、キャンペーンを開催したんだ。
これは、僕たちがありとあらゆる営業の努力を試した後だ。僕たちにとって本当に色々とうまく行き始めたのは、Facebookページを持っている人たちが僕たちに気付き始めた頃。この人たちは、ただTシャツを作って、ページに投稿して、このページからすぐに利益を上げることができた。以前は、Teespringほど効果的に、Facebookページであなたのオーディエンスを収益化する方法はまったくなかった。だから、こういう人たち何人かが使い始めたら、山火事みたいに広まっていったんだ。僕たちが本当に成長したのはその頃だ。
ー Tシャツの供給側に関してはどう考えついたのですか?
一緒に仕事をしていた印刷屋が、シャツを個別に発送するっていう、この新しい活動に取り組めるようにするため、僕たちはバックエンドで特別な技術をたくさん開発したんだ。最初は独自の設備はなかったけど、今ではある。ケンタッキーに設備を持っていて、僕たちのビジネスのほとんどはここで運営している。
でも、初期の頃には、どんな印刷屋でも簡単に僕たちのシステムに接続して、デザインのファイルをダウンロードし、印刷したり、発送ラベルも印刷できるようにするソフトウェアを、僕たちは開発したんだ。これで、印刷屋はエンドバイヤーへ個別に各シャツを発送することができる。これが、僕たちの仕事の大部分だった。フロントエンドで何でもしたけど、技術的な観点からすると、僕たちがバックエンドで開発したものの多くが、実際にこの仕組みを可能にしたんだ。
ー 既存顧客の維持を改善するためにしていることは何ですか?
これは、初期の頃にはあまり考えていなかったことなんだ。たぶん、僕たちのビジネスに悪影響が出るぐらい。顧客維持については本当に何も考えていなかった。僕たちが考えていたのは、「皆が資金を調達できるすごいツールを作ろう。もし資金を得られたら、何度も戻ってきて、もっと使ってくれるだろう」ということなんだ。
ここ最近になって目が覚めた。特に、二番煎じやクローンのサイトがたくさん出てきたからね。今では皆、どこか別の場所へビジネスを持っていくことができるから、どうやって既存顧客を維持しよう? 僕たちが、ブランドや店舗を構築できるようにすることに焦点を当てはじめて、ユーザーから購入する人たちとの関係を築き始めたのはこの頃だ。これは、ただ一週間後には終わってしまう一度きりのキャンペーンをする代わりに、ユーザーが実際に顧客を開拓し、皆が何度も訪れて買い物したくなるような店舗を作れるようにするためだ。今では、僕たちのデフォルトになっているのは、ただキャンペーンを作って一週間で終わってしまうというのではなく、製品を作って店舗を立ち上げるということなんだ。
もう一つ付け加えると、僕たちは顧客維持に関して、本当に強力な数量ベースの割引プログラムを導入した。ユーザーはユニットを販売すればするほど、翌月の価格設定が安くなるんだ。だから、ある価格設定の層を達成すると、価格がもっと安くなっていく。これが、僕たちのシステムを通じてたくさんのユニットを販売するユーザーに報酬を与えるために、僕たちが用意した現行の報酬システムだ。
ー a16zやKhoslaのようなVC企業は、あなたと会議をするとき、どのような質問をするのですか?
違ったタイプの質問が二種類ある。ひとつは、君のビジネスの現状に関する質問だ。あなたがどう運営しているのか、現時点までの成長はどんなものか、利益はどんな感じなのか、ということを彼らは知りたがっている。あなたがどこへ向かっているのかということに関する質問もたくさんするね。何十億ドルにつながる、君が自分の会社に対して持っているビジョンを、彼らは本当に見たいんだ。これが彼らの求めていることだよ。株式を公開したとしても、数億ドルの会社になるような会社は求めていない。これは彼らにとってはかなり悪い結果だ。
多くの会社に投資をしていて、特にこういった大手のVCの話をすれば、投資をしている会社が巨大になることを望んでいるんだ。何十億ドルもの結果を求めているわけだから、君は自分の会社に「私たちはこうしてその課題に取り組む準備が整っています」という位置付けができなくてはならない。これに関して非現実的になりすぎないようにしないといけないと僕は思う―このバランスは重要な要素だね。パッと出向いていって、「私たちはこの数十億ドル市場に挑戦して、これを独占します」と言うわけにはいかない。どうするつもりなんだと疑問に思われてしまうだろう。
どうするつもりなのかについて話すときには、もっと小さな数字に注目し始めると役に立つと、僕は思う。何か間に橋があるかのように見える必要があるんだ。「今のところ、1000万ドルの収益を上げています」というのと、「これが1億ドルの収益を達成するための明確な道のりです」との間だ。そしてその次に、「私たちがこれを遥かに超えた結果を出せるだろうと思う理由に関する、もっと理論的なアイディアを紹介します」となる。これを分解していくアプローチが、「私たちがどう次のステップに到達するかを紹介します」につながる。これは実行可能で現実的に感じる必要がある。
次に、「私たちがどう大きなビジョンに到達するかを紹介します」となる。これは、VCから資金を調達した場合に得られる機会のように感じなくてはならない。こういった潜在性を君が本当に信じている姿、そして、会社が向かっている方向はここなのだと君が身構えている姿を目にするのは、彼らにとって本当に印象的なんだ。必ずしも、「これだけの資金があったら、その資金をこう使います」というように、超具体的である必要はない。でも、一般的には提示すると役に立つことだね。「現時点では私たちはこれらに取り組んでいませんが、もっとリソースがあったら取り組みます」みたいなことを言うんだ。
ー 仕事以外の楽しみは何ですか?
数独をすること。ロッククライミング。でも、最近はすごく忙しくて、あまりやってないんだ。彼女と一緒にたくさん時間を過ごすこと。彼女はすばらしいよ。ただ一緒にのんびりして、ときどき料理したり。本当にたくさん働いているから、あまり他のことはしていないんだ。昔はよく旅行したし、自転車に乗るのも好きだ。少しは運動したり、何か心をスッキリさせてくれることをするのは大事だと思う。今年は、毎日瞑想をしてる。新年の抱負の一つみたいなものなんだ。詩を書くのも大好きだ。趣味はたくさんあるんだよ。音楽も作る。何でもやるようなものだけど、だいたい仕事をしてるね。
ー オススメの本を3冊紹介してください。
最近読んだ自己啓発系の本2冊は、僕にとってかなり大事だった。去年、エックハルト・トールの『The Power of Now』と、近藤麻理恵の『The Life-Changing Magic of Tidying Up(原題: 人生がときめく片づけの魔法)』を読んだ。僕の家は今ではかなりきれいになって、家の片づけをしたら、自分の人生からアンビエントな不安を取り除く助けになったよ。それ以外に、フィクションではたぶんカート・ヴォネガットの『Slaughterhouse-Five』をオススメするかな。すばらしい本だから。
ー エンジェル投資をするとき、あなたが重要視することは何ですか?
僕は、熱心なエンジェル投資家ではない。投資資金はそれほどないから。でも、投資をするとなったら、親密さは一つの要因だ。どれぐらいよく創業者のことを知っているか?人間としての彼らを、どれぐらい信じられるか?それから、チャンスを逃すことの不安という要因もある。たとえば自分は投資をしないことにして、後々その人が大成功したら、自分は本当にバカらしく感じるぐらい、その人のことを知っているか?他に気をつけているのは、数字やトラクションだ。製品をすばやく反復開発して、ある程度成長させる能力を持っていると証明している人たちに注目しているよ。製品をすばやく反復開発するのは本当に大事なことだと思う。でも、ユーザーに関して成長を促せられる方法でそれができたら、もっとすばらしいね。僕はこういう観点で、こういったことに注目している。
ー 投資家を探していたとき、資金以外で彼らに期待していたことは何ですか?
僕たちが投資家の人たちに求めていた一番重要なことは、すばらしい人材を採用する助けになってくれるということだ。良い紹介をしてもらえて、これが本当にうまくいった部分もある。こういった人脈のネットワークを活用し始めたり、もっとレベルの高い人材を雇うことができるようになるのに必要なのは、いくつかすばらしい人脈を見つけたり、すばらしい役員を何人か雇うことだ。提供してくれる資金の他に、僕たちが探していた一番大事なことは、こういった人脈だったんだ。会社にアドバイスをしてくれる人もいて、優れた視点やアドバイスをくれることもあるけど、多くの場合、投資家の人たちは、創業者の君と同じぐらい君のビジネスに没頭しているわけではない。だから、最終的には、一番よく分かっているのは君なんだけど、投資家の人たちが持っている優れた人材とのつながりは、創業者の僕たちには決して得られないような種類のものだと思う。
ー あなたがYCから学んだことで好きなことは何ですか?
僕がYCから学んだことで好きなことは、成功する会社を築くには、違った方法がいくつもあるということだ。本当に様々なYC創業者たちとたくさん出会って、多くの会社を目にして、すばらしいメンターの人たちと知り合い、交流をすることで一つ学んだのは、僕が考える成功の方程式の要素というのはいつも正しいわけではないということなんだ。それに、成功を見つける方法や、何か意味のあるものを作る方法は、他にもたくさんあるということ。一番の収穫は、それから、今も続いているYCとのつながりから得たものでもあるんだけど、すばらしいコミュニティがあるということ。それに、問題の取り組み方や、解決しようとしている問題の種類は本当に色々あるんだ。すごく刺激的だね。
【関連URL】
・Teespring
https://teespring.com
こんにちは、TechWave事務局です。
TechWave塾、第二弾のご案内です。
人材育成に、社外研修として、個人のスキルアップに、是非ご活用いただければと思います。
オムニチャネル戦略に必要な思考能力を鍛える8時間
オムニチャネル戦略立案のキーは、”顧客時間”と”Engagement Commerce Matrix”の理解にあります。
顧客時間とは? :顧客の一連の消費者行動を点ではなく、線で把握すること。
Engagement Commerceとは? :エンゲージメント・コマース=奥谷氏の提唱する新しい”EC”。オムニチャネル戦略の鍵となる。
8時間の集中講座では、オムニチャネルの達人になるべく、フレームワークの理解から実践まで徹底的に仕上げます。
加えて、マーケター、EC担当者とはもはや切っても切れない関係となったアプリ開発のポイントについても言及します。
2回の講座を通じて、オムニチャネル戦略に必要な思考能力、アプリ開発の要諦を習得できます。
※日程が変更となりました
第1回 7月5日(水) 17:00-21:00
【講義】
・”顧客時間”の理解
・MUJI passport(アプリ)の深堀
・オムニチャネルの理解
【実践】
“顧客時間”フレームワークを活用したワークショップ
第2回 7月27日(木) 17:00-21:00
【講義】
・Engagement Commerce Matrix の理解
・アプリ開発のポイントとは?
・海外事例の深堀
【実践】
Engagement Commerce Matrix を活用したワークショップ
参加対象について ※年次不問
・小売企業のデジタルマーケティング担当者
・広告会社のデジタルマーケティング担当者
・EC担当者
奥谷 孝司氏
オイシックス株式会社 統合マーケティング室 室長
1997年良品計画入社。3年の店舗経験の後、取引先の商社に2年出向しドイツ駐在。家具、雑貨関連の商品開発や貿易業務に従事。帰国後、海外のプロダクトデザイナーとのコラボレーションを手掛ける「World MUJI企画」を運営。2003年良品計画初となるインハウスデザイナーを有する企画デザイン室の立ち上げメンバーとなる。05年衣服雑貨部の衣料雑貨のカテゴリーマネージャー。現在定番商品の「足なり直角靴下」を開発、ヒット商品に。10年WEB事業部長。「MUJI passport」のプロデュースで14年日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会の第2回WebグランプリのWeb人部門でWeb人大賞を受賞。 2015年10月よりオイシックス株式会社入社。2015年4月 日本マーケティング学会常任理事就任 2010年早稲大学大学院商学研究科夜間主MBAマーケティング・マネジメントコース(守口剛ゼミ)修了。
費用:8万円
定員:15名
会場:hitomedia the P@rk(東京都港区元麻布3-1-35 VORT元麻布 地下2階)
お申し込みフォーム:http://bit.ly/2oCL1xW
お問い合わせ先:school@techwave.jp
2020年大学入試改革の新テストに向けた流れがすでに始まっています。英語については4技能化、つまりこれまでの「読む」「聞く」だけではなく、「書く」「話す」を加え評価することでグローバル社会に出ても通用するスキルを身につけられるようにする動きが顕著になっているのです。すでに一部の大学入試では「英語4技能」の活用が増加しており、英検についても2017年度(初回は6月開催)から「3級」以上の全てにおいて「4技能」を評価する試験が始まります。
「4技能」を対象とする英検の学習方法はこれまでとは大きく違います。なぜなら「書く」=作文、「話す」=面接は、集団での授業では十分にフィードバックを得ることが難しく、また独学でも学ぶことが困難だからです。そこで大学受験の「代々木ゼミナール(以下、代ゼミ)および中学・高校受験の「SAPIX」を有する「SAPIX YOZEMI GROUP」は2017年4月13日、「4技能化」された英語学習のための新コース「英検対策講座」を発表しました。
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米コカ・コーラやウォルマート・ストアーズ、ゼネラル・モーターズAT&Tやジョンソン・エンド・ジョンソン、Pモルガン・チェースといった巨大企業がこぞって米Aphabet傘下の動画プラットフォーム「YouTube」への広告出稿を見合わせるというニュースが世界を駆け巡りました。理由は、テロやヘイトを推進するような社会良識に反する内容の動画コンテンツとあわせてそれらの会社のCM動画が再生されたからでした。
この波は米国のみならずBBCやガーディアンといった英国のメディアや英国政府系機関、ロレアル、などにも波及し、現在もその波が収まる気配がありません。YouTubeは悪質コンテンツの削除に注力し、広告がどの動画に掲載されているかを広告主が確認できる機能を搭載するなどしていますが、そもそも自動で広告枠を買い付ける仕組みの上で大量に露出先を獲得しているわけで手作業で対応できるはずもありません。
ネット広告の黎明期1996年、電通とソフトバンクの合弁会社として立ち上がったサイバー・コミュニケーションズ社の第一号社員として会社の立ち上げから2014年の退任までの18年に渡って役員などを歴任した桜井賢 氏はいいます。
「ネットの世界で動画は必ずくると2002年から動画広告に注目してきました。いよいよ、市場が盛り上がってきたところですがさまざまな問題があります。テレビCMが数十年に渡り視聴者に受け入れられたといえるのであれば、同じようにネットでも効果的な動画CMを展開できるのではないかと思うのです」。
桜井氏が注目するのは、動画プレイヤーで流れる一連の動画の中に動画広告を挿入する「インストリーム型」桜井氏は2016年、インストリーム型動画広告の配信ネットワークを展開する「クエスト・コミュニケーションズ」を起業。動画のプライベートなマーケットプレース「QSTO Movie PMP」事業の展開を開始しました。
[もっと読む…] about 揺れる動画広告、ネット広告の先駆けが挑むインストリーム型動画広告のプライベートマーケットプレース「QSTO Movie PMP」