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楽天は10月20日、ヤフーと米Googleのウェブ検索における提携事案が独占禁止法に違反するとして申告書を公正取引委員会へ提出したと発表した。(参考:Yahoo!JapanがGoogleの検索エンジン採用を本日発表?=米Wall Street Journal【湯川】)
楽天によればこの提携が実現すれば「グーグルの支配力が強まる」として公正取引委員会に調査を求める手続きをとったという。
2社の提携は、Googleへの情報集中をもたらすだけでなく、検索分野での国内独占を意味する。この問題については、米Microsoftも異議をとなえており、今後ウェブをめぐる巨大企業同士の争いの動向から目を離せられなくなりそうだ。
■ 関連URL
・ヤフー株式会社とGoogle, Inc.の提携に係る申告書の公正取引委員会への提出について | 楽天ニュースリリース
http://corp.rakuten.co.jp/newsrelease/2010/1020.html
・Yahoo!JapanがGoogleの検索エンジン採用を本日発表?=米Wall Street Journal【湯川】
http://techwave.jp/archives/51483227.html
・ヤフー株式会社がGoogleとの提携を正式発表【湯川】
http://techwave.jp/archives/51483336.html
・【ヤフー、Google提携解説】検索の時代が終わった、それだけのこと【湯川】
http://techwave.jp/archives/51483414.html
2社提携は、湯川編集長の記事のように来るべきウェブの潮流に対応する事案(Yahoo!JapanとGoogleを協業に向かわせたFacebookの脅威【湯川】)と考えられるが、直近で業界に与えるインパクトがあまりにも大きいということだろう。変化や変容の過程に衝突は避けられないことだが、あまりにも大きな企業同士のガチバトルだけに今後どうなるか見えない部分もある。
アスキーのApple系雑誌でライターデビュー。1990年より執筆およびネットメディアクリエイターとして活動を開始。週刊アスキーを初め、日経BP、インプレス、毎日コミュニケーション、ソフトバンク、日経新聞など多数のIT関連媒体で活躍。
独立系R&D企業のマーケティング部責任者として教育・研究開発向け製品の輸入企画や開発、マーケティングに関与。専門家向けプロショップ運営。雑誌ライターとして90年代を疾走後、シリコンバレーで証券情報サービス立ち上げに参画。帰国後、ネットエイジでコンテンツディレクターとして複数のスタートアップに関与。関心空間、富裕層SNSのnileport、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。
現在、TechWaveのスタッフライター1号機として活動する他、書籍などを中心に執筆活動および講演活動を展開。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。DJやイベントオーガナイザー。スタートアッププロジェクトのアドバイザー等として活動する。ソーシャルメディアやブリック&ブロックのプロ。書き手として、また実業家として長年IT業界に関わる希有な存在。詳しいプロフィールはこちら(お仕事下さい m(_ _)m