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日本で生まれ、今や33言語7500翻訳者ネットワークにまで成長したクラウドソーシング翻訳サービス「gengo」が、新たなフェーズに突入する。
「gengo」は2013年4月23日、インテルキャピタル、アトミコ、アイリスキャピタル、インフォコム・インベストメンツ(IDA(シンガポール政府情報通信開発庁)のベンチャー投資部門)、ドコモ・イノベーションベンチャーズ (NTT-IPから改組。NTT-IPファンドを引き続き運営)、STCベンチャーズを引き受け先とするシリーズB増資を実施した。
総額は1200万ドルで、リードはインテルキャピタル。
アイリスキャピタルのパートナー Denis Barrier 氏は「市場規模330億ドルといわれる翻訳市場は、今後激変が見込まれる」と語っている。
gengoは前回のシリーズA増資から売上を4倍に成長させており、このシリーズB増資では、翻訳スピードや品質向上にあて、さらなる国際競争力アップに尽力するとのこと。
【関連URL】
・[PDF] 人力翻訳プラットフォームの Gengo がシリーズ B 増資
http://mygengo-talk.s3.amazonaws.com/1366668795-Gengo_PressRelease_20130423_JA.pdf
・Gengo: The 2012 Annual Report
http://blog.gengo.com/gengo-the-2012-annual-report/
アメリカ、イギリス、シンガポール、そして日本と、スタートアップ投資活動が活発な地域から世界をまたがる大型増資。日本国内で誕生したウェブスタートアッププロジェクトとしては前例ない事例。多言語翻訳は間違いなく需要があるが、スピードやコスト、いろいろな問題があった。それをgengoは解決してくれるのだろう。
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSの啓蒙。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップ・マーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。
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