相手の住所が分からなくてもメールアドレスだけ分かっていれば宅配便を利用できるソフトバンク・フレームワークスのメルアド宅配便が、TwitterIDにも対応した。
TwitterIDしか分からない相手にもプレゼントを送ることができるようになる。送り主と送付先の間に入ることで、相手の住所が分からなくてもモノを送付できるサービスだ。5kg以内なら全国どこへ送っても990円という。
共に突き抜ける
ところがある程度のフォロワー数を確保している企業でなければ、セール情報配信による高い効果を期待できないのも事実だ。そこでTwitter社自身がセール情報のアカウントを開設し、フォロワー数の少ない企業に代わってセール情報を配信するという事業を始めるもよう。
株式会社ループス・コミュニケーションズの斉藤徹さんが詳しいレポートをあげてくれた。【湯川鶴章】
株式会社ループス・コミュニケーションズ代表取締役
斉藤 徹
ツイッターの収益化がさらに加速しそうだ。
最初の収益源は全ツイートにアクセスできるAPI(通称ファイヤーホース)の提供だった。2009年10月のGoogleを皮切りに,Bing,Yahooと立て続けに契約。推定30億円とも言われる巨額の年間ライセンスを獲得し,黒字化に成功した。
続いて2010年4月,ツイッター初の広告サービスとして話題になったPromoted Tweetsを開始,さらに2010年6月には,その付加オプションPromoted Trendsもスタートさせた。
また2010年5月には,企業向けサービスBusiness Centerが実験的に開始されたとMashableが報じている。
[もっと読む…] about 「フォロワー少なくてもセール情報流せます」=Twitterが新広告手法準備中【ループス斉藤徹】
AppleのiTunesやAppStoreで知らない間にだれかがアプリを勝手に購入しているというハッキング被害の報告が、欧米ユーザーを中心に続出している。iTunesのID、パスワードが漏えいした可能性があるため、気になる人はパスワードをすぐに変更しよう。一方で、ハッキング被害が特に急増しているわけではないという指摘もある。
TheNextWebが報じたところによると、米国のiTunesストアの電子書籍カテゴリーで上位50タイトルのランキングのうち40タイトルが同一開発者の書籍という異例の状況が確認された。この開発者の電子書籍のランキングを上げるためにiTunesやAppStoreのID、パスワードがハッキングされたもようで、複数のユーザーがTwitterなどで被害を報告し始めた。最高1400ドル以上の被害の報告も出ているという。
Googleの音楽配信サービスは5月に開催されたGoogle主催の開発者向けイベントGoogleI/Oの中で簡単に紹介された。ウェブページのボタンを押すだけでAndroidケータイに瞬時に楽曲が転送されるというクラウドベースのサービスで、同イベントの出席者を驚愕させたという。
AndroidはGoogleTVにも採用されることから、当然GoogleTVでも利用可能になるとみられる。音楽ネット配信はこれまでAppleのiTunesの独壇場だったが、強力なライバルが登場することになる。しかもクラウドベースのストリーミングならば著作権がらみのデバイス台数の制限もない。一度購入すればあらゆるデバイスで利用が可能になるだろう。AppleもiTuneのクラウド化の準備を進めているとみられており、今後GoogleとAppleは音楽配信のプラットフォームをめぐっても激しく対立することになりそうだ。
このことに関し、株式会社ループス・コミュニケーションズの斉藤徹さんが詳しいレポートをあげてくれた。【湯川鶴章】
株式会社ループス・コミュニケーションズ代表取締役
斉藤 徹
ジョブスが怒り狂うであろうiTunes対抗サービス「Google Music」の登場がいよいよ近づいてきたようだ。
【出所; Fortune Tech,ただしGoogle Musicは仮称】
今までも「Google Music」ローンチに関する噂はいくつかあったが,今回はGoogleのAndroid Product ManagerであるGaurav Jain氏がイスラエルを訪問したときに語ったことなので,信憑性が高そうだ。
【元記事】
・ Google will launch a music store next winter (ヘブライ語のGoogle翻訳)
・ Google Music, Android 3 to launch before the holidays (Furtune Tech)
これらの記事によると,Google Musicは,これまた噂のAndroid3.0(Gingerbread)と同時登場を予定しており,タイミングはホリデーシーズンの前(11月上旬から中旬あたりか)になりそうだ。
Android2.2リリースではAndroid Marketの機能強化(PCからアプリ選択するとAndroid端末へ自動インストールされる等)が行われる予定だが,Android3.0ではこれをさらに音楽コンテンツまで拡張するということだろう。
つまり,iTunesと同等の機能をクラウドで実現するサービスだ。そしてこれはジョブスの虎の子である垂直型サービスに大いなるライバルが登場することを意味している。
Android3.0の噂をGoogle社員が否定(記事)するなど不確かな点も多いが,GoogleがAppleの垂直統合型サービスへの対抗戦略をとることは間違いないと思う。
では,Google MusicはiTunesと同等のクラウドサービスにとどまるのか?
“Groupon”などのグループ購入サービス以来、面白い!と思うサービス”Bundle.com“に遭遇したのでご紹介。資産管理なんて大げさなものではなく、私の場合は家計簿ツールなんかで十分だったりするのだけれど、毎月の外食費や書籍代などの費用にだいたいの予算を決めている方は多いはず。予算は、これまでの経験や収入など色んな要素で割り出すわけですが、例えば、住んでいる場所・収入・年齢など同じデモグラフィックの人たちがいくら使っているかがわかったら参考になると思いませんか?
そんなとき活用できるのがβ版としてリリースされている”Bundle.com”。Citigroupや米国政府、その他調査機関からデータを得て、「支出」に関するさまざまな情報をまとめてくれています。簡単なクイズであなたの支出タイプを診断してくれたり、自分と同じデモグラフィックの人が何にいくら使っているかを月別に算出してくれたり。「買い物」という支出項目をさらにダイブ(Bundleで使われる「掘り下げる」に代わる言葉)すると、一般・趣味・洋服や靴・家電製品など細かい項目ごとの支出も確認できます。左サイドバーにあるメニューでデモグラフィックを選択すると、例えば2010年3月、年収が400万~500万の26-35歳のシングルが洋服に使った金額は110ドルだったことがわかったり。支出グループごとに統計が用意されているので、いちばん支出の多いグループは233ドルだったなどと比較することもできちゃう。
[もっと読む…] about NYに住む25-36歳のシングルが洋服に使う金額は?デモグラフィックごとの支出がわかる”Bundle.com”【三橋ゆか里】
7月になりましたので、恒例の黒字達成率をご報告します。製作コストを分母、広告収入を分子にしたこのブログの6月の黒字達成率は、40.44%でした。「ネット事業はフローではなく蓄積。蓄積すればするほど有利になる」という考え方の下に進めていますが、今だに赤字ではありますが黒字達成率が着実に伸びています。
5月は前月比で微減だったので、ちょっとがっかりしたのですが、6月はその落ち込みをカバーして余りある伸びを実現できました。フルタイムでブログを書けばほとんどの人が2年で黒字化できると言われてますが、そこを半年から1年で実現するというのが目標です。残念ながら半年では実現できませんでしたので、1年以内での黒字化を目指したいと思います。
蓄積すれば黒字になるということの根拠は、価値ある記事が増えれば増えるほど検索からの流入が増えていき減ることがないからです。確かに検索エンジンからの流入は右肩上がりを続けており、5月にPVが低下したときにも検索流入だけは順調に伸びていました。これが「座布団を積み上げる」ということです。どれだけ手を伸ばしても天井に触れることができない状態でも、この「座布団」を積み上げていけば、いずれ手を伸ばせばそこに「黒字」という天井があるという状態になるのだと思います。
それではそのほかのデータもお知らせします。
ライブドアのサーバーによると、6月のページビューは103万9991PVと100万PVを初めて超えました。
Google Analyticeによると、974,259PV、ユーザー数は494,900人でした。約50万人の人にサイトに来ていただいたことになります。流入元は、Google検索、ライブドアニュース、ヤフーニュースの順でした。iPadやiOS、iPhone4関連の記事がアクセスを集めたようです。
【関連記事】
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iPhone、iPadという革新的な製品を世に出し快進撃を続ける米Apple。米紙New York Timesによると、そのAppleが次はテレビの領域で旋風を起こすべく動き出した。同紙やその他の情報ソースのレポートを総合すると、Appleはどうやらテレビ本体の開発を検討している可能性がありそうだ。
同紙が数人の関係者から得た情報は次のようなもの。
1)Appleはテレビ関連のソフトの改良に取り組んでおり、そのソフトはまったく新しいデザインになる
2)そのソフトには、iPhoneやiPadに使用されている基本ソフト「iOS」が使用される可能性がある
3)Appleは最近、テレビ関連の仕事の経験を持つグラフィックデザイナーや産業デザイナーを採用した
4)最先端の開発は、AppleTVとは別の部署で行われている
iPhone4の電波感度問題に揺れる米Apple。同社は現地時間の7月2日、iPhone4ユーザーに対する文書「Letter from Apple Regarding iPhone 4」を公開した。
この文書によれば「iPhone4のアンテナ構造には問題はなく、ソフトウェアの問題」とのことで、2~3週間以内に実施されるソフトウェアアップデートにより解消されるとしている。
[もっと読む…] about iPhone4「アンテナ感度の計算式に間違い」Appleが公式見解 【増田(@maskin)真樹】
ゲストブロガーとして株式会社ループス・コミュニケーションズ代表取締役の斉藤徹さんに寄稿していただきました。斉藤さんのブログin the looopは非常に情報の質がよくて僕も愛読しています。今回はソーシャルメディアの普及率のレポートです。斉藤さんのブログとのダブルポストですのでご注意ください。
Facebookがイノベーター層からアーリーアダプター層に移行しつつある、という指摘が非常に興味深いです。最近「Facebookって日本で普及するんですかね」という質問をよく受けるのですが、以下のデータによると今後本格的な普及が始まるかもしれません。湯川鶴章
株式会社ループス・コミュニケーションズ代表取締役
斉藤 徹
ニールセンが6月30日に開催したウェビナー「アジアパシフィックにおけるソーシャルメディアのトレンド」(サマリー資料 PDFダウンロード)は,日本をはじめ,中国,韓国,インド,オーストラリアにおけるソーシャルメディア最新トレンドの比較がされており,非常に面白い分析結果になっている。
当記事では,この中から日本のソーシャルメディア最新トレンドをピックアップして紹介したい。
まずニールセンが日本の特徴としてあげている点は次の3点だ。
・最も顕著なソーシャルメディアは「ブログ」
日本では毎月100万超のアクティブ・ブログを収集しているが、これは他のアジアパシフィック諸国を大幅に上回っている。企業もブロガーへのアプローチを積極的に行なっており、新商品発表時にはブロガーを集めて口コミ波及を狙っている。・Twitter のリーチも、今やアメリカを上回る
2010年4月時点でのTwitter のリーチは日本では16%、対してアメリカでは10%(アクティブ・インターネットオーディエンスに占める比率)。企業もTwitter の使用を開始、PR活動のサポートとして、公式アカウントを開設する場合も。・ソーシャルメディアを介してのエンゲージメント構築は、まだ発展途上
企業にとって、ソーシャルメディアは多くの消費者に対して自然にアプローチする手法。しかしながら、実際にはまだまだ1方向の「プッシュ」型コミュニケーションが主流となっている。また、ソーシャルメディアにおけるカスタマー・サポートも初期段階にある。
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モバゲータウンやグリーなどがけん引役となり日本はモバイルゲームの分野では世界の最先端を独走しているが、そんな中、米Disneyがモバイルゲームのベンチャー企業Tapulousを買収した。モバイルゲームは急成長が期待できる領域だけに、今後も世界のIT大手が次々と参入、競争が激化するものとみられている。
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