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ソーシャルアプリの流行り廃りの速さには本当に驚くばかり。あれだけ話題になった写真共有系のアプリcolorなんてシリコンバレーでは「大失敗」の烙印を押されているし、今年の春にシリコンバレーに行ったときに話題になっていたurbanQなんて、ブログの更新止まっちゃてる。話題になったり脚光浴びるのってほんとに2,3カ月くらいだね。
春のシリコンバレーツアーの際に、一緒に行ったメンバーの中で評判がよかったアプリにLocalmindというのがある。機能を簡単に言ってしまえば、ローカルマインドのアプリを立ち上げている人の現在地のピンが地図上に表示されていて、そのピンをタップすることでその人にリアルタイムに質問できる、というもの。友人によると、iPad2の発売日にAppleストアにピンが立っていたので「今、待ち時間どれくらいですか?」って聞いたら、すぐに「1時間くらいです」って返事が来たのだとか。普及すれば結構便利なツールだ。
9月のサンフランシスコツアーのときに、創業間もないベンチャー企業たちの共同の職場co-working spaceを訪ねたら、その中にlocalmindが入っていたので、localmindの中の人とちょっと会話。日本はlocalmindにとって米国に次いで2番目に大きなマーケットなんだって。それとアクティブなユーザーが多いのも日本の特徴。確かに日本の都市部のユーザーにとっては便利なアプリかもしれない。価値を提供できるアプリって、脚光を浴びることなくても、じわじわと普及していくんだなと思う。