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楽天は2012年12月6日、スマートフォンでクレジットカードの決済が行えるサービス「楽天スマートペイ」の提供を開始した。
スマートフォンのイヤフォンジャックに読み取り機を挿入し、専用の決済用アプリをインストールして使用する。アプリに金額を入力して、読み取り機にカードを通して使用する。サインは画面に直接描くことができ、レシートの発行にも対応する。
気になるコストだが、初期費用は2980円(税込)、それ以外にハードやソフトの費用は一切かからない。カード決済が発生する際にだけ、手数料4.9%がかかる仕組み。
申込みから利用開始まで3日、売上の入金は最短翌日
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使用環境としては、推奨としてiPhone:iOS4.3以上、iPad:iOS4.3以上、Androidスマートフォン:Android OS 2.3~4.0、Androidタブレット:Android OS 4.0が提示されているが、 4極プラグ対応の3.5mm イヤホンジャックがあれば動作するとのことで、それ以外でも動作確認されてい機種等がある。
売上管理などはPCはもちろんスマホでも行える。
注目すべきは手数料の安さに加え、申込み→審査→カード読み取り機が届くまで3日というスピード感。売上の入金も、楽天銀行使用時は最短で翌日振込まれるという。
店舗等のクレジットカードの扱いは極めて面倒で、個人経営の店舗などでは使用をためらうケースも多い。野外店などの運営はカード使用はほぼ不可能というのが現実だったので、手頃なスマホカード決済サービスの登場を歓迎する声も多そうだ。
【関連URL】
・楽天スマートペイ
https://smartpay.rakuten.co.jp/
客目線では「クレジットカード使えて当然だろ」と思うのだけど、店舗経営者側の目線でいると手間はかかるし、コスト&手数料はかかるし、カード会社にふりまわされることも多く、カード対応はなるべく避けたいというのが常。個人店舗はもちろん、店舗を並行運営するECも多い中、楽天がこのサービスをコンパクトに提供したことのインパクトは大きい。
余談だけど、読み取り機は佐藤可士和氏がデザイン監修しているとのこと。
夢を叶える技術者。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップ・マーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」執筆中)。地方から全国、世界へを体現中。