フランスのAFP通信によると、台湾のコンピュータメーカーAcerの創業者Stan Shih氏が「低価格パソコンのトレンドは続く。米国メーカーは低価格パソコン市場での戦い方を知らないので、20年もすれば米国コンピュータブランドは消滅するだろう」と語ったようだ。
IDCの調査では2009年7−9月期の出荷台数では一位が米Hewlett Packard(HP)で、2位はAcer。米Dellは3位に転落している。これで自信をつけたのかもしれないけど、結構刺激的なことを言うなあ。
確かにUSには昔、テレビのブランドなどもあったけど、米国家電は日本メーカーにやられてしまってほとんど残っていない。やはり単純なモノづくりって途上国に移行していくのは避けられないんだろう。
ただ米国もそうだけど、日本メーカーはどうなるんだろう。米国にはGoogleやAppleといった新しいタイプのIT企業が出てきているからまだいいだろうけど、日本は世界に貢献できるIT企業がなかなか育たない状況だし。
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