米Googleは、検索キーワードを入力途中でもキーワードを推測し、同時に検索結果を表示する技術Google Instantを発表した。欧米ユーザーの一部は利用可能のようだが、まだ日本語には対応していない。
Googleで検索すると、(0.15秒)とかいった数字が表示される。検索のボタンを押してから結果が表示されるまで0.15秒しかかからなかったという意味だ。Googleは検索の速度を向上するために日々研究開発を続けているというが、結果の表示速度をこれ以上速めてもあまり意味がない。
そこでユーザーがキーワードを入力する途中で、入力し終わったらどのようなキーワードになるかをGoogleのコンピューターが推測し、その推測結果に基づいて検索結果を表示するという技術を開発した。検索窓でキーボードを1つ1つ押すたびに、検索結果がころころ変わるわけだ。キーワードを入力し終わるまでに探していた結果が表示されれば、入力をやめて結果の項目の1つをクリックして該当のウェブページにジャンプできるようになる。
Chrome, Firefox, Safari, IE 8のブラウザーを使用する米国、英国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペインのユーザーから使用が可能になり、そのほかの国のユーザーにも実装していくといいう。
またモバイル向けにも今秋から利用が可能になるという。