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米Microsoftは、まったく新しいコンセプトで開発し直したモバイルOS「Windows Phone 7」搭載機を発表した。デザインも斬新で、米国のブログ界隈での評判は上々だ。
コンセプト的には、完全にAppleのコントロール下にあるiPhone、自由ゆえに不安定さが懸念されるAndroidケータイの中間を狙う。当然ながらMicrosoftのゲーム機とオフィスソフトとの親和性が高く、それが最大の特長にもなっている。(関連記事:iPhoneのことをどう思うかWindows Mobileの中の人に聞いてみた : TechWave)
この新OSの開発に着手したころに、わたしはたまたま米国マイクロソフト本社を訪れ開発陣をインタビューした。わたしが日本人ということで日本のメーカーを持ち上げていただけかもしれないが、その際に開発責任者は、最大のパートナーとして東芝を挙げていた。その東芝製の機種が今回の発表には含まれていない。
【追記】富士通と東芝が携帯電話事業を統合し、富士通東芝モバイルコミュニケーションズ株式会社を発足させたからと、Twitterで教えていただきました。発表文はこちら。
発表文によると、富士通の携帯電話事業は富士通本体で継続するということなので、新会社では東芝の事業を継続するのだろうが、この新会社でもWindows Phone 7搭載機を出さないのだろうか。それとも合併で遅れているだけだろうか。海外でのToshibaブランドはどうなるのだろう。



日本マクドナルドが提供するおサイフケータイ機能を使ったクーポン「かざすクーポン」の利用者が急増している。店頭に設置されたリーダー機に一瞬タッチするだけでクーポンを使った注文ができる仕組みだ。福岡で試験導入が始まって2年、全国展開が完了してわずか1年で利用者数が900万人を超えたという。かざすクーポンが利用できるのは、当然おサイフケータイ機能を搭載している携帯電話の所有者だけ。それを考えると驚異的な伸びだ。また販売促進費の大幅削減に加え、客単価の増加などのメリットもあるようだ。





